厚生年金保険法の勉強方法
厚生年金保険法は、企業における会社員などが被保険者となり、老後の所得保障のために年金を支給する制度です。全員が一律である国民年金と異なり、保険料は報酬に応じて変動して負担することとなります。その分、支払った保険料によって給付される金額も変動していきます。国民年金と同様に老齢に関する保険給付だけでなく、障害や死亡に関する所得保障の年金も設けられています。保険者は政府ではなく、健康保険法の健康保険組合と同じように民営です。
健康保険法と国民年金法についてあらかじめ理解しておくことで、全体がどのような仕組みになっているかを把握することができるでしょう。共通したことが多いため、まとめて学習することが効率的です。
勉強する順番としては、まず厚生年金保険法を軽く学んでから、それから国民年金法を学ぶとよいでしょう。それぞれを完璧にしようとするのではなく、全体を通してそれぞれを学習してから、しっかりと覚えるために復習をしたり問題集を解いたりするとよいです。両方で似ている部分はひっかけ問題として出題されることがありますので違いを正確に理解しておきましょう。
国民年金法で学習するのと同様に、年金の給付は経過措置があるために複雑になっています。改正について学習したあとは問題集などできちんと理解できているかをチェックするといいでしょう。
老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金ともに計算ができるようにしてください。いくつか問題を解きながら学習していけば、計算式を暗記することができるはずです。また、老齢厚生年金の給付を受けている人でも、仕事を続けていて給与をもらっている場合には年金が減額される在職老齢年金制度などもあり、そちらも計算式を直接暗記しようとするのではなく、問題を実際に繰り返し説きながら覚えるようにすることをおすすめします。

