労働者災害補償保険法(労災保険法)の勉強方法

労働者災害補償保険法(労災保険法)とは、業務上や通勤通の災害についての補償について定めている法律です。保険料は全額事業主の負担です。事業主の過失の有無にかかわらず、勤務中に起きたケガや病気はすべて対象となります。

使用者の責任で補償しなくてはならないと定められているのですが、事業主に補償するだけの資金量がない場合は労働者は補償を受けられなくなってしまいます。そのため、事業主はあらかじめ保険者(政府)に保険料を納めて、何か発生した際に必要な給付を行ってもらうようにしている法律です。

テキストを通して読むことで全体の仕組みを把握してから、問題集に取り組んでください。給付条件、給付額、必要な手続き、請求先などを整理して、流れを追ってセットで暗記しましょう。怪我・死亡・障害が残った場合など、それぞれの事由によって保険給付の内容が異なります。

給付要件と受給者の範囲を問う問題が毎年多く出題されます。ポイントは業務災害と通勤災害の区別です。事例問題を見てどちらに該当するのかを判別できるようにしてください。また、特別加入や労働福祉事業の問題も出題頻度が高くなっています。事業主・会社取締役など労働者でない者は原則として労働者災害補償保険に加入できませんが、一定の要件を満たすことで入れるようになることを特別加入といいます。

労災法は障害年金や一時金の金額を覚えなくてはいけません。
なお、通達からの出題もありますのが、そこまで難しくないため条文理解がきちんとできていれば大丈夫です。
出題範囲はそこまで広くないので、しっかりと要点をおさえておけば問題なく得点を取れます。労災の適用事業は細かくて覚えきるのは大変なため、問題集や過去問で出題されている範囲をカバーしておきましょう。