社会保険労務士試験とはどのようなもの?

社会保険労務士(社労士)試験とはどのようなものかを紹介します。試験の概要を知ることで計画的に勉強スケジュールを立ててください。

社会保険労務士試験は非常に幅広い範囲を記憶することが求められる試験です。また、関連した法律などが変化していることがあるため、最新の情報をチェックしつづける必要があります。

受験資格

学歴、実務経験、そのほかの国家資格保有などの受験資格があります。

学歴に関しては、大学、短期大学、専門学校を卒業しているか、もしくは62単位以上を修得している必要があります。 全国社会保険労務士会連合会において、個別の受験資格審査を受けることで短大卒ど同等以上の学力があると認められることでも受験できます。

または3年間の実務経験が必要です。

厚生労働大臣が認めた国家試験もしくは司法試験第一次試験又は高等試験予備試験に合格した者、行政書士となる資格を有する者も受験資格があります。

試験の難易度・合格率は?

平成21年度の試験では、受験者数52,983人に対して合格者数は4,019人、合格率は7.6%となっています。
直近の推移は以下の通りです。

年度受験者数合格者数合格率
平成18年度46,016人3,925人8.5%
平成19年度45,221人4,801人10.6%
平成20年度47,568人3,574人7.5%
平成21年度52,983人4,019人7.6%

他の国家資格と比べても難易度が高いほうだと言えるでしょう。

試験の形式は?

完全マークシート方式です。毎年8月第4日曜日 (午前・午後とも1問1点)

午前
選択式、5問が8つ=40か所の穴埋め、制限時間80分

原則、各設問のうち3問以上正解して、かつ総得点が28点以上で合格です。運の要素が高いため、努力しても報われないケースがあります。

そのために「2点救済」や「1点救済」といった条件緩和措置(救済措置)が採用されることもあります。

「勤務社会保険労務士」
企業や団体に属して総務人事などの部署で当該企業内に限定された仕事を行う

午後
五肢択一式10問が7つ=70問、制限時間210分

原則、各設問につき4問以上正解すれば合格です。選択式と違って真面目に努力すれば報われるので条件緩和措置はあまり採られない。